どーも、イケです!今回のご飯のお供からしばらく、我が地元である鹿児島の
名物だけど、まだまだ全国的に知られていないor今注目のご飯のお供たちをご紹介します!
今後しばらく紹介していくものは、前回いかの糀漬けや中華ザーサイで取り上げた鹿児島の珍味専門店「珍味 かごや」で購入可能なものをチョイスしました。気になる方はぜひ通販サイトからご購入してください♪
今回ご紹介するご飯のお供は「山川漬(やまがわづけ)」でございます。
山川漬とは、かつて鹿児島に存在した町「山川町(現:指宿市)」で生まれた漬物です。12月から1月の寒い時期に天日干しした大根に塩をまぶし、杵で突いて繊維を柔らかくしていき、 それから専用の壺に隙間なく詰め、半年間発酵熟成させて作ります。
鹿児島の中では、普段の食卓だけでなく学校給食の副菜としても出てきたりするので、県内での知名度は老若男女問わず高いですが県外での知名度は低く、多くは県内で消費されるか、土産物屋に売っていてもさつま揚げなどのメジャーな名物の影に隠れがちです。
個人的には「もっと全国に推していきたい!食べてもらいたい!」と強く感じている名産品です。

前述のように、こちらの山川漬は過去何度かお取り寄せしている「珍味 かごや」で購入できるものです。

塩漬け済みの山川漬を醤油で味付けし、食べやすく薄切りにカットされているタイプになります。県内でもっともメジャーなタイプです。

たくあんよりも小ぶりのサイズで色が濃く、べっこう色に輝くのが見た目の特徴です。
箸でたくさん掴んでそのまま……

レッツ“ON THE RICE”!たっぷりとご飯にのせてしまいましょう!

たくあんとも違うハードでクセになる歯ごたえで、食べると「バリッ!バリッ!」と
気持ちのいい音が出るのが、山川漬の最大の特徴です!
奥に感じる干し大根の優しい甘みと、舌にキュッと来る塩気と熟成された醤油のコク、鼻の奥に広がる大根の香りに、どこか懐かしさを感じます。丁度いい塩加減で、ご飯もどんどん進んでしまいます。
風と太陽という、自然の恵みをたくさん浴びたことによって大きく性質が変わった大根の面白さを口で味わい、同時に耳では心地よい噛む音を楽しめる漬物です。
小ぶりなサイズながらたくあんや他の漬物に負けない独特の存在感があるので、この伝統的な漬物が淘汰されることなく地元に末永く残っててほしいなぁと思うばかりです。
この記事を通じて、もっと県外の人にも知ってもらえる一助になれば……とも思ったり。
一口食べれば、このバリバリ感にハマること間違いありません。
~information~
販売元:「珍味 かごや」
商品名:「山川漬」
本社所在地:鹿児島県鹿児島市武岡5-8-2
お問い合わせ:0120-44-6363
公式オンラインショップ:http://www.chinmi-kagoya.com/index.html
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