どーも、イケです!
ここ最近の「ON THE RICE(オンザライス) ―最高のご飯の食べ方―」は海鮮系が長く続いていましたので、今回は趣向を変えて、「漬物」でひとついってみたいと思います。
今回ご紹介するものは、「京つけもの 西利」のきざみすぐきです。
「京つけもの 西利」といえば、日本の漬物界を代表する有名ブランドです。カブの千枚漬けで有名な所といえば理解する方も多いはず。
しかし、有名なのは千枚漬けだけではありません!すぐきも有名なのです。
そもそも「すぐき」って何なのか?というと、カブの一種「スグキナ(酸茎菜)」を塩漬けして約8日間発酵させた漬物のことです。カブの千枚漬け、柴漬けとともに「京都の三大漬物」としてかぞえられます。
原料となるスグキナは京都の上賀茂をはじめとする限られた地域でのみ栽培される品種で、見た目はカブというよりも、短い大根といった感じ。そのうえ、すぐき以外で食べられることがほとんどないという、ちょっと変わった境遇の京野菜です。

今回ご紹介する「きざみすぐき」はその名の通り、すぐきを食べやすく刻んだもの。
わざわざ切らなくてもよく、封を開けてすぐに食べられるのがありがたいですね!

パウチから出した状態。スグキナの根はあめ色に染まっており、しっかりと仕上がっている感じ。

葉の部分は一見すると、高菜や野沢菜の漬物にも似た雰囲気です。

葉と根を一気に箸で掴んで……。

はんなりとレッツ “ON THE RICE”どす。
上品なたたずまいでご飯の上にのってはりますなぁ~なんつって(笑)

ひとくち含むと……ん~っ!!酸っぱい!
レモンのように柑橘系の鋭い酸味でもなく、お酢のように喉にくるようなむせる酸味でもない、乳酸発酵による「まろやかな酸味」が口いっぱいに広がります。風味も非常に爽やか!
朝の起き抜けに食べたくなります。酸味が、眠気を吹き飛ばしてくれそうな感じです。
根の部分は、コリコリとした歯ごたえ。葉の部分はシャキシャキとした心地よい歯ごたえ。ふたつの異なる歯ごたえを楽しめるのが面白いですね。その間に挟まるように、白ゴマのプチっと弾ける食感が。弾けたあとの香ばしい風味もたまりません! 自然とご飯が進んでしまう漬物です。米の持つ優しい甘みとの相性はバッチリ!
すぐきって、実はおいしいだけではなくって、豊富な乳酸菌と食物繊維も含んでいて、整腸作用もあるんですよ!
日本古来から存在する、食べるだけで元気で健康になれる漬物……すごいですよね。
この酸味を活かしてご飯のお供だけではなく、お茶漬けにしたりお料理の具材にもなるので、使い道に幅があるのも面白いところです。
ごちそうさまでした!
~information~
販売元:京つけもの 西利
商品名:きざみすぐき
本社所在地:京都市下京区西中筋通七条上る菱屋町150-1
お問い合わせ:0120-2-81812(受付時間|年中無休 9:00〜17:30)
公式オンラインショップ:https://www.nishiri.co.jp/shop/
この記事へのコメントはありません。